田舎で暮らし、都会で働く

職業は経営コンサルタント、通勤手段は新幹線です。

義務教育と自由教育①

お久しぶりです。

 

本業が少し落ち着いて来ましたので、ブログを更新します。

 

今回は子供の教育についての話です。

 
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私には3歳の娘と、1歳の息子がいます。

 

日々彼らと接しているうちに、教育とはなんぞや?ということを考えるようになりました。

 

 

日本では子供が満七歳になると小学校に入学します。いわゆる、義務教育の始まりですね。

 

私は、義務教育が始まるまでの期間(この期間を自由教育と呼ぶことにします)に、子供に何を与えてやれるかが、親としての最大の贈り物なのでは、と考えています。

 

義務教育が始まると地域や学校による多少の差異はあれど、教室で机に座り、先生の話を聞き、教科書の内容を身につける、という根本的な所に違いはありません。一般的にいうところの、座学ですね。

 

「義務」教育である以上は、ある程度画一的な内容になることは、致し方ないと思います。

 

では、「自由」教育はどうでしょうか?

 

こちらはカリキュラムが存在しない世界です。何色にも染まっていませんので、新しいこともガンガン吸収して、自分のものにしていきます。

 

大人であれば何を学ぶのか、学び無いのかということを意思決定できますが、乳幼児ではまだそのような判断はできません。

 

つまり、どのような環境で、どのようにして、何を与えるかは、全ては親の裁量ということになるわけです。

 

 

勿論、何を与えるのが良いのかといった正解はありません。反対に不正解もないと思います。

 

一つ思うのは、共働きの親が増えたこと結果、仕事や保育園の事情が優先され、子供の都合は後回しになっている、という現状はあまり望ましいものではないのかも、ということです。

 

 

私の家庭も共働きですので、至る状況は重々承知していますが、与えるものの選択肢が一番多いのは自由教育期間であり、義務教育が始まると、選択肢は一気に少なくなる、ということに気づいてからは、なるべく子供の都合を優先するように心掛けています。

 

 

次回は、私の家庭における自由教育の方針をお伝えしようと思います。

 



 

日経新聞を無料で読む方法

明けましておめでとうございます。

ろくに更新もしていないブログですが、本年もよろしくお願いします。

 

今回はファイナンシャルプランナーとしての立場で記事を書きます。

 

現状よりも可処分所得、つまり自由になるお金を多くするための方法は2つしかありません。

 

収入を増やすか

支出を減らすか

 

当たり前の話すぎて、怒られそうです。

でも、これらのために能動的なアクションを取っている人は案外少ないと思います。

 

そこで今回は実際に私がやっている財テクをお伝えしたいと思います。

 

先に申しておきますが、投資をするとか、壷を買うとか、そういう怪しげな話ではありません。

 

まずは支出を減らす財テクを1つ紹介します。

 

みなさん、新聞は何を読んでいますか?社会人であれば日経を読んでいる人が多いと思います。

 

紙媒体か電子版で購読料は異なりますが、月額で約4,000円。

年額で約50,000円。

10年読めば約500,000円。

 

なかなかのインパクトですね。

 

結論から言います。

 

 

 

 

日経新聞は無料で読めます。

 

 

 

人と電子版のIDを共有するとか、そんな話ではありません。

 

方法は簡単です。

 

丸三証券に口座を開設して、オンラインサイトのマルサントレードを利用すれば、無料で日経新聞が読めるようになります。

 

開設すれば口座に入金する必要はありません。勿論、何かの商品を買う必要もありません。口座保有者へのサービスの一環として、日経新聞の記事が提供されているのです。

 

参考としてサイトのスクショを貼っておきます。上部にある日経テレコンから日経新聞を読むことができます。

 
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ちなみに日経新聞の他に、日経産業新聞日経MJも読むことができます。

 

こちらが日経新聞のページです。記事のタイトルが並んでいて、クリックするとテキストで内容が表示されます。


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大半の記事はPDFデータも併せて閲覧できますので、紙面のイメージでも利用可能です。

 

これだけで年間50,000円が浮くのです。

 

現代は、アンテナの高い人が得をする時代です。みなさんも情報強者になって、利得を得る側に回りましょう。

 

このような実用性の高い財テクを今後も提供していきたいと思います。

 

 

 

海外駐在の真の価値とは


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言わずもがな、海外駐在経験の有無で人材としての市場価値は大きく変わります。それについて異を唱える方はいないと思いますが、一体なぜ、その経験が高く評価されるのでしょうか?

 

今回はその真の価値について考察してみます。

 

海外駐在にて得られるものは、語学力や現地のビジネス感覚など多々ありますが、「評価の証明」が最も有益なものであると私は考えています。

 

ご存知の通り、駐在には多額の費用が掛かります。そのため、投資が無駄にならないよう、会社としても厳選した人材を行かせます。

 

すなわち、海外駐在経験があるということは、会社から高い評価をもらっていたという、なによりの証明になるのです。

 

ここが同じ海外経験でも、私費による留学とは大きくことなる点です。言葉を選ばずに言えば、私費の場合、金を出せれば誰でもいけるということです。

 

補足しておきますが、私費留学に意味がないとは思っていません。ただ、評価の証明としては機能しないということです。

 

 

例えば転職をする際、営業であれば職務経歴書に仕事に成果として過去の受注実績や予算の達成状況を列挙しますが、これらは裏づけがありません。要は盛りたい放題です。

 

それに対して、さすがに海外駐在の有無については話を盛ることはできません。それをやると経歴詐称ですからね。。。

 

つまり、自己申告した百の数字よりも、確固たる一の経験が自分の評価、すなわち能力を証明してくれるのです。

 

私自身、あと数年早く転職することも検討しましたが、目先に海外駐在のチャンスがあったため、そのキャリアを手にいれてから退職をするという選択をしたわけです。

 

(会社にとっては迷惑極まりない奴です。この場を借りて前職の関係者に謝罪します)

 

 

 

コンサルと新幹線とトランクルーム

コンサルへ転職したことはお伝えしましたが、それに伴った転居はしていません。

 

つまり、新幹線通勤を継続しています。

 

転職活動の面接において履歴書に記載している住所が話題になったことから、好んで新幹線通勤をしていることをオープンにしたところ、

 

「遠方どころか新幹線通勤をしているなんて前代未聞」と面接官に笑われました。

 

 

「面接の場でそんなことを言うなんて、クレイジーすぎる」ともコンサル業界にいる友人からは言われました。

 

 

冷静に振り返ってみると、よく内定が出たものです。。

 

とはいえ、ハードワークのコンサル業界において、終電が22時過ぎでは仕事に支障が出ることは間違いありません。

 

どうすれば、コンサルでありながら新幹線通勤を継続することができるか?という課題は転職前に解決しておく必要があります。

 

9月頭から数日考えて出てきたソリューションがこちらです。

 

 

オフィスの近くにトランクルームを借りる

 

 

終電を逃して帰宅できなくなった場合に何が一番問題かというと、翌日に着替えるスーツが無いことなのです。

 

それさえ解決すれば、帰宅できないということは大したリスクではないということに気づきました。

 

さっそくオフィスから徒歩圏内にある月額のレンタルボックスを探し、ネットで契約を完了。

 

その三日後には手元にロッカーキーが届いたので、下見も兼ねて9月下旬にスーツを置きに現地へ行ってきました。

 

ランクルームに馴染のない方が多数だと思いますので、現地の写真を何枚か載せておきます。

 

24時間入退館可能。空調が効いており室温は一定に保たれています。
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ドアを開けた状態。私が契約したのは畳一畳程度の広さです。
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コンサルで、

ランクルームを借りていて、

新幹線通勤をしている

 

こんな奇行をしているのは、おそらく日本で私くらいではないでしょうか?

 

良くも悪くもオリジナリティができたということで、これを機にブログタイトルも変更してみることにしました。

 

次のステージへ

タイトルでほぼネタバレしていますが、9月末で日系メーカーを退職して、10月から外資コンサルファームに転職しました。

 

新卒以降、前の会社にて10年過ごした身としては当然愛着もありますし、一定の評価をされているという自負もありました。

 

ただ、それらを全て捨てて、新しい世界に飛び込むという選択をしました。

 

そこで今回は転職を決意した理由について述べたいと思います。

 

1、スペシャリストにはなれない

10年間営業という仕事をしてきて、これが常々悩みの種でした。

 

私はITシステムの営業をしていましたが、例えば提案内容について自分で把握できる範囲は多くても2割程度。あとの8割はSE無くしては成り立ちません。

 

プレゼンにおいても導入部分だけ営業がプレゼンし、あとはSEにバトンタッチ、なんてことは見慣れた光景です。

 

自分が携われる仕事の割合について限界があり結局は人任せ、という働き方は個人的には非常にストレスを感じていました。

 

 

2、能力≠結果

営業である以上、自分の能力はすなわち受注です。数字が全ての世界です。

 

ただ、この受注が取れるかどうかについては個人の能力による部分よりも、結局はタイミング(運、あるいは持っているかいないか)次第です。

 

ITを使っていない企業というものはこのご時世、存在しません。結果的に既存システムをリプレースするという仕事がメインになってきます(勿論、分野によっては例外もありますが)

 

このITシステムというもののライフタイムは、大凡5~7年。つまりその更改タイミングで、そのクライアントを担当しているか、ということが大きく結果に影響を及ぼすのです。

 

そのタイミングであれば機会に恵まれて(受注できるかは別問題ですが)、そうでなければ大きな成果は残せないという仕事なのです。

 

能力よりも運…。なんとも理不尽な世界です。。

 

 

 

ここまでは営業という仕事に纏る理由を書きました。ただ、自分の中での一番の理由はこちらになります。

 

3、レベルアップを実感できなくなった

入社当時は分からないことだらけ。分からないということは、すなわち自分が成長できる余地があるということです。

 

それが月日が経つに連れて、仕事の99%まで頭を使わずに、慣れで対応できる状態になっていました。

 

仕事に慣れる、というのは恐ろしい状況です。人間は手抜きをする生き物です。「慣れる」は次第に、「舐める」へと変化していってしまいます。

 

勿論、仕事に慣れてしまっている環境でも成長はゼロではないとは思います。ただ、間違いなく成長スピードは落ちています。

 

某ドラ◯エに例えるならば、レベルが上がってるいるにも関わらず、いつまでもスライムだけを相手にしているようなものです。

 
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レベルを上げるために、あと何回戦うのだろうか?もっと効率良くレベルを上げれる環境があるのでは?、という心理状態でした。

 

人生は有限です。

 

戦える数は決まっています。

 

僅かな経験値しか得られないスライムだけを倒し続けていては、たどり着けないレベルというものがあるという結論に至りました。

 

 

 

以上が転職を決めた理由になります。同じ境遇の方に、少しでも伝わるものがあれば幸いです。

 

 

 

 

 

自宅の通信環境

今回は自宅の通信環境を見直した話です。

 

先月まで我が家は以下のような契約をしていました。

 

自宅→Y!mobile wifiプランL(親機)

私→Y!mobile スマホプランS(子機1)

妻→Y!mobile スマホプランS(子機2)

 

コスト面を考慮し、固定回線は契約せずにモバイルルーターにて運用していました。ちなみに機器は悪名高き305ZTです。

 

本体一括0で購入して(月額1,600円本体割引)、さらに子機2台分の家族割(月額500円割引×2)が有効ですので、wifiの実質月額は1000円程度に抑えられていました。

 

そのような事情もあり、多少のことには目を瞑り使い続けていましたが、神奈川→静岡に転居してから夜間のスローダウンが著しく、いよいよ使い物にならない状態になってきました。速度を計測すると3Mbpsも出ていません。。。

 

自宅の片田舎でY!mobileを主回線とするのはなかなか厳しそうです。

 

【求めるもの】

・月あたりのデータ量15GB

・速さは30Mbps

 

そこで、まずはデータ量無制限&速度も問題がない光回線を検討しましたが一軒家では月額5000円〜。いままでの1000円と比べるとかなり割高になるため、これは断念。

 

ドコモはデータ通信ビジネスにやる気がありませんので論外。そうなるともう選択肢はWIMAX2しかありません。

 

申し込み後、一定期間内なら無償で解約できるようなので、あれこれ考えるよりまずは試してみることにしました。

 

最安値であった、とくとくGMO(実質月額3138円)に申し込み、数日後に機器が手元に届きました。

 

ちなみに申し込んだのはこちらのプラン

http://s.kakaku.com/bb/plan.asp?bb_planUnitCD=3719037&bb_pref=13&bb_monthType=11002

 

電源を入れ、早速速度を計測してみると…


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104Mbps…だ…と!?

 

速い、速すぎます。

 

まさかモバイルルーターで100Mbpsを超える日が来るとは。テクノロジーの進歩は凄いですね…

 

夜間などは流石にこの速度は出ませんが、終始安定して50Mbpsは出ている状況のため、WIMAX2に乗り換えること決めました。

 

さようならY!mobile

こんにちはWimax

 

新幹線通勤はじめました

 

一身上の都合により7月に転居して、新幹線通勤をはじめています。

 
転居の理由については別の記事にするとして、本日は新幹線通勤について考えてみたいと思います。
 

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〈通勤時間〉
 
現在Door to Doorで一時間半掛かっています(在来線の乗り換え時間を含む)が、これくらいであれば首都圏に住んでいる人の通勤時間としてもよく聞く範疇だと思います。
 
転居以前は東海道線の上りを利用していましたが、ご存知の通り凄まじい混みっぷりです。
 
そんな環境のため、当然乗客のみなさんも相当なフラストレーションを感じており、ストレスフルな空間になっています。あの空気感、疲れますよね…
 
日本のサラリーマンがくたびれている最大の原因は、満員電車なのではないかと個人的には推察しているくらいです。
 
 
一方、新幹線は肩と肩がぶつかるようなことは勿論なく、基本的には着席しての通勤が可能です。パーソナルスペースが確保されるため、ストレスはほとんど感じません。
 
むしろその時間を利用して、仕事や自己啓発、睡眠の時間に充てることができます。
 
 
 
 
 
〈コスト〉
 
先に述べたように私の場合、望んで新幹線通勤をしているため、会社からの補助は一切ありません。
 
通勤費として在来線分は支給されていますが、特急券はすべて自己負担しています。
 
通勤区間の新幹線定期と在来線定期の差分は、おおよそ5万円。これを自己負担している形です。
 
このように書くと単純に支出が増えているだけのように見えますが、家計全体で見ると、むしろコストダウンしているのです。
 
その理由は家賃です。
 
転居前も今も賃貸物件に住んでいますが、以下のような違いがあります。
 
・転居前
家賃15万円/月
65㎡、2LDK
 
・転居後
家賃9万円/月
160㎡、6LDK
 
首都圏を離れたことで家賃が劇的に下がり、その分を新幹線通勤に充てている形です。
 
そして以前の2.5倍広い所に住めているので、田舎のスローライフも相まって、非常に快適な生活を送れています。
 
 
 
 
このようにメリットの多い新幹線通勤ですが、勿論デメリットもあります。
 
それは終電の時間です。
 
私の場合22:10が終電となるため、それまでに仕事を切り上げる必要があります。繁忙期などは必要に応じて、一泊していく覚悟は必要かと思われます。
 
幸い私はこの生活を始めてから仕事で終電を逃したことはありませんが、仕事によってはかなり厳しい時間だと言えます。
 
 
以上、遠距離通勤に関する雑感でした。次回は類似のテーマである在宅勤務について考えてみたいと思います。